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2024.03.11
秋葉原駅から神田川を渡り、大通りを少しそれると、昔ながらの定食屋や雑穀問屋など下町の風情漂う街並みが広がります。
「Coquette」はそんな街並みに現れる柔らかい雰囲気をまとったお店です。Coquetteは日本の袋物の技術を現代風に解釈し、バッグなどを制作しています。日本の伝統的な技術を大切にする理由や、ものづくりへの想いを代表の林きょうこさんに伺いました。
袋物とは、がま口のお財布や巾着など、着物に合わせる袋状の小物を指します。袋物職人は制作過程で金具をあえて隠したり、裏地にあえて装飾を施すなど、表面には見えないながらも美しく見える工夫を施してきました。林さんはそこに日本の奥ゆかしく美しい「趣」を感じ、袋物技術を独自に解釈し、Coquetteのデザインに昇華させています。
またCoquetteのバッグをつくる上で欠かせないのは、バッグを一緒につくっている職人の存在です。林さんは日本の職人の姿勢にとても共感し、国内で生産することにこだわっています。
「私が日本の縫製の技術を信じている理由は、職人さんの品質に妥協しない姿勢にとても共感できるからです。だから私も妥協せずバッグを作れるし、職人さんと話し合いながらバッグをつくるのがとっても楽しいんです。」と林さんは目をキラキラさせながら話します。
袋物の技術に宿る美学と、職人のものづくりに妥協しない姿勢。その2つが組み合わさったCoquetteのバッグはどこか凛とした美しさを感じさせます。
Coquetteで長年愛される商品「キュービック」
「Coquette」のバッグを届けるうえで大切にしているのが「記憶」です。林さんはCoquetteのバッグを「香水のようなバッグ」とたとえます。
「香水を嗅ぐと、ふと思い出が蘇ることってありますよね。『Coquette』のバッグもそうあってほしいと思っています。これは大事なプレゼン頑張った時に傍にいてくれたなとか、あの場所にいた時にこのバッグ使っていたなとか。そういう記憶が合わさって捨てられないバッグになって欲しいですね。」
お客さんのなかには、創業当時のバッグを修理して使い続けてくださっている人もいるそう。「Coquette」のバッグだけでなく、その先にあるお客さんの人生や記憶に想いを馳せる。その林さんの目線は現在のお店にも注がれています。
Coquetteに併設されたコーヒースタンド。
「Coquette」は2023年7月にお店を台東区から神田エリアに移転しました。お店には自社ブランドの商品だけでなく、林さんがこだわってセレクトした商品も並び、店内にはコーヒースタンドも併設されています。
コーヒースタンドを併設した理由を伺うと、「敷居の高いお店ではなく、ふらっと立ち寄れる場所にしたかったから」とのこと。
「東日本大震災による節電のために街が暗くなったとき、夜にお客さまが駆け込んできたことがあったんです。その時は私がお客さまの話を聞いて、お客さまは落ち着いて退店されました。この体験から、物を売るだけではないお店の存在や、『明かり』の大切さを痛感し、今のお店づくりの原体験になっています。
現在のお店でカフェを始めてから、ご近所の方に『夜に明かりがついているとホッとするね。』と言っていただけたことも嬉しくて。街に溶け込みながら、誰でもいつでも立ち寄れる場所でありたいなと思っています。」
人生に長く寄り添えるバッグをつくり、安心できる場所でお客さんを迎える。その日々を積み重ねながら、「Coquette」は今日も誰かの記憶の片隅に寄り添っています。
Coquette
Address: 2-8-14 Kandamachi, Chiyoda-ku, Tokyo
Access: 9 minutes walk from Akihabara Station
Website: https://coquette.jp/
SNS: https://www.instagram.com/coquette.bag/?hl=ja
*For details on business hours and holidays, please check the link above.